photoback

無料ブログはココログ

« 狩野川チャレンジングブラス定期演奏会 その1 | トップページ | 狩野川チャレンジングブラス定期演奏会 その3 »

2011年5月 1日 (日)

狩野川チャレンジングブラス定期演奏会 その2

団長さんから、簡単なご挨拶と震災に遭われた方々への黙祷が提案され、

黙祷。



舞台上で目を閉じ、静寂に包まれたまま一秒一秒が過ぎるのを待っていると、

緊張しているのか、気持ちが高まっているのか、

もうなんだか泣きたくなってきました(泣)

それでも気持ちを落ち着かせて、精神統一。

指揮者のI田さんに意識を集中させます。

「指揮者を見る」

ってこと自体、大学時代以来なので十数年ぶり。

一曲めは、「ページェント」、私の担当はバスドラムです。

語源は「ページをめくる」という意味から来ているそうで、

前半の静かな部分と、後半の速い部分の対比が、まさにページをめくったよう。

冒頭のホルンのソロ、S子さんとっても緊張しただろうなあ~!

でもばっちり、遠くまで響くホルンの良い音が聞こえ…

前半の静かな部分が何事もなく過ぎ、

後半。

2拍子でテンポアップするので、小節を落とすとどこで復帰できるかわからなくなってしまう

恐さがあるのです…

集中。集中。

ページがめくられ、テンポの速くなった部分は、難しいのですが

打ち上げ花火のように響きの面白い和音があちこちで鳴り、前半と比べると

まるで極彩色。電飾がキラキラしてる、移動遊園地みたい。

聴いてると楽しくてそんな感じなのですが、演奏してるほうは

必死



です。それでもなんとか、ついていけてはいたのですが

まさに最後の、一番の打楽器の見せ場で、

落ちてしまった



ここが決まればスカッと、むしろここだけは決めてくれみたいな所で…(泣)

あああああーと思いましたが、もう遅い。

やっちまったなーという表情を顔に出さないようにしつつ、

最後のスフォルツァンドだけはちゃんとやろうと切り替えて

(この一音が私は大好きなのです)

なんとかそこはできたんではないかと思います

どれくらいの加減で叩けば、どんなふうに響くのか…

まだわからないので、自分が思い描いたように聴こえてくれたかどうか分かりません。

こんなふうに聴こえていたらなぁ、というイメージはあるのですが…。

それでも、あっという間に曲は終わってしまいました…

拍手が聞こえ、(ありがとうございます)一曲めはなんとか終了。

さて、次は問題の「ぐるりよざ」です。

私の中ではとにかくこれが一番の問題児で、

一曲目が終わって早くも胃に激痛。

大好きなのに、思うように演奏できないっていうのが辛い。

この曲での私の担当は、

チャイム

サスペンドシンバル

ヴィブラフォン

シロフォン

ラチェット

銅鑼

…で、ございます。

この曲は打楽器を配置する場所までがスコアに書いてあり、

ティンパニ、パーカッションⅠ、Ⅱ、Ⅲと譜面がわかれています。

担当する楽器の組み合わせが指定されているので、ヴィブラフォンはできるけど

チャイムはヤダ、とか言っていられないのですが、

チャイムを借りることができたのは本番2日前で、思うように練習できず…。

変な苦手意識が芽生えてしまったようで、

「できる」気がしませんでした…

そして、

四分の七拍子でアウフタクト

という変拍子なので、うまく間合いがとれない…!

あまりの緊張と不安で、木槌が震えてチャイムがカタカタと鳴ってしまいそうでした…

なんとか音を出すことだけしか考えられず、

相当早いテンポになってしまったと思います(泣)

本当にこればっかりは…ごめんなさい…

すみません…!曲の冒頭の雰囲気づくりに重要な部分なのに…(大泣)




失意の中、曲は進んでいきます…




それでも、チャイム以外は、ラチェットも鳴ったし、なんとかこなしていたような

気がします。あまり記憶がありません…

ですが、

楽器の間を行ったり来たり、チャイムの木槌を何もないところで構えてしまったり、

かなり、

動きが怪しかったと思います…


途中であまりの自分の無駄な動きの多さに恥ずかしくなり、顔が熱くなってしまった…

それでも、

ONちゃんの銅鑼が無事に大音量で鳴って…、

悲しいことに




「ぐるりよざ」の第一楽章「祈り」は、

チャイムに始まり

チャイムで終わる




という、残念な展開なのです

本当にごめんなさい…

最後のチャイム本当にひどかった…

打ちのめされながら、そのまま2楽章「唄」へ突入します。

龍笛のソロに合わせ、

ヴィブラフォンをヴァイオリンの弓で擦って音を出すという

これまた注目を集めてしまいそうな演出があり…、

へこんでいる暇がなくて嬉しいやら哀しいやら…(泣)

それでも、なんとか帳尻を(オイ)合わせることができました~良かったー…


そして一息入れた後、第3楽章「祭り」。

これの問題児は「銅鑼」…

まさか、人生の中で銅鑼を叩くことになるとは夢にも思わず。

ジュォワァアアアアアーンと鳴ると、「あー中華料理食いてぇー」

くらいにしか考えていなかった銅鑼に、

こんなに精神的に追い詰められるとは思いませんでした。

冒頭、

たぶん、

タイミングはそんなにズレてはいなかったと思うのですが、

音質は

「ばっしゃあああああん」


という汚ったない音だったと思います…

ああ、もうちょっといい音で鳴らしてあげたかったなあ。

その後何度も何度も銅鑼と向き合わねばならず、そのたびに胃が痛かった…

3楽章は、本当にカッコ良くて、チューバとユーフォとトロンボーンが痺れる!とことか

私以外の3人が狂ったように(失礼)太鼓をドコドコ叩くさまとか、

最後の、重厚に演奏される主題の、あの和音の響きがもう泣きそうになるところとか、

ああ、なんで私は客席で聴いてないんだこの曲を…

と悔やまれました(泣)

しかも、最後ダメ押しで



銅鑼


もう許してよ…この銅鑼を鉄板がわりにしてバーベキューやったら30人前くらい

焼けるなとか思った私が悪かったよ…(号泣)

…身体をはって音を止めなければいけないのに、ちょっと音が残ってしまい…

もう何もかも最後をぶちこわして終わってしまったなあと…




舞台が暗転してからエキストラの神、Yさんに向かってがっくりとうなだれてしまい、

「大丈夫だよ!できてたよ!」と声をかけていただいたのですが

もう胃が痛くて痛くて…

涙目になっていました…

それでももう終わってしまったことで、あとで皆さんに謝るしかないことだな…

このネガティブな感情でみんなのテンションを落としてしまってはいけないな…

と思い、

第2部で取り返していかなければ…、と気持ちを無理矢理切り替え。

第1部は終了し、15分間の休憩です。




楽譜、楽器の位置、小物、マレットの位置をチェック。

第2部では衣装も若干変えるので着替えも必要、

あ、あと喉もカラカラです。

15分の休憩はあっという間で、すぐに舞台袖に。

もう第1部が終わってしまったんだなあ…、とその時気づきました。

第2部は、「朝鮮民謡」から始まります。

冒頭のシロフォン、うまく合うといいなあ。

途中のヴィブラフォンのソロ、ちゃんと入れるかなあ。

気になるところはありますが、




「ぐるりよざ」が終わって、肩の十字架が下りた気がしたのか、

胃が痛いのはピタリとおさまってました…

結局そこだったのか…





公演再開のブザーが鳴ります。

第2部、悔いの残らないように、そして今度は楽しめるように、

舞台へ向かいます。

« 狩野川チャレンジングブラス定期演奏会 その1 | トップページ | 狩野川チャレンジングブラス定期演奏会 その3 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 狩野川チャレンジングブラス定期演奏会 その2:

« 狩野川チャレンジングブラス定期演奏会 その1 | トップページ | 狩野川チャレンジングブラス定期演奏会 その3 »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

calender

copiris(師匠)

violin