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2011年11月 6日 (日)

市民芸術祭(音楽の部)

毎年、市が開催している「市民芸術祭」。

音楽の部や舞踊の部、書道、絵画、手芸、華道、囲碁、将棋、などなど

文化系の活動をしている団体の発表の場でもあります。

今回私が参加する弦楽アンサンブル「ラ・コルダ」は、

市民芸術祭が、まだ「芸能発表会」という名前だった頃から参加しているそう。

「音楽の部」は、合唱団が圧倒的に多く…、

弦楽アンサンブルは「毛色の変わった」感じで重宝がられていたようだけど、

最近は「ハーモニカ」「オカリナ」「アルパ(ハープ)」「ギター」「マンドリン」「ゴスペル」

などなど、いろんな楽器や合唱もジャンルが増えてきて、

弦楽アンサンブルもさして珍しくなくなりました(汗)。

こういう発表会は、とにかく出演者側が楽しく演奏できればそれで大成功なので、

演奏レベルの高さを求められることもなく、気楽でいいはず…なのですが、

やはり人前で弾くとなれば緊張もするもの。

さて、ヴァイオリン初舞台ですが、どうなることやら…



「市民芸術祭」の開演は午後1時で、弦楽アンサンブルの出番は午後3時過ぎの予定。

でも午前中が通しリハなので、集合時間は10時。

朝からあいにくの雨~!


ヴァイオリンの本番が初めてなので、衣装をどうするのか、とか楽器はどうするのか、

とかいろんなことが未知数で、

かなり気を揉みました…

皆さんが着替えるとなればスペースが足りないような気もするし、リハから本番までに

時間が空いてるから、着替えるチャンスがなくもない気もする…、

昼食もあるから一回家に帰ってもいいけど、文化センターの駐車場は飽和状態だから、

クルマは止めっぱなしがいいし…、などなど。

結局、衣装はシフォンの半袖と、黒のパンツで用意し、

もし皆さんが黒のロングスカートばっかりだったら、大学の時に作ったロングスカート

穿こうと思ってそれも一応クルマでスタンバイ。靴もストッキングも数種類。

(今思えばいろいろ考えすぎだったけど、その時はやっぱり分からなかったからな…)

そして、自宅から衣装を着ていったけど、もし皆さんがバリバリに普通の服だったら

ちょっと気合入りすぎの人みたいなんで、黒のパーカーを上から羽織って。

昨日の夜にコンビニで買った昼食のおにぎりやパン、

楽譜、譜面台…楽器、チューナー、などなど抱えて楽屋入り。


他にもいろんな参加団体があるので、楽屋も譲り合って使う感じに。

ひとつの楽屋を、弦楽ジュニアと一緒に使うとさすがにごった返して狭い…。

10時半になり。

ステージリハに出る。主に、椅子の配置とか譜面台の配置を確認。

弾いてみると、出した音がすっと吸い込まれていって、ふわんと反響するような…

不思議な感覚。

つっても、うわーここで弾くんだ、うわーうわー、みたいな感じでけっこう緊張ぎみ。

プルトの席は、客席からの見えやすさよりも、自分たちがコンマスを見やすい位置に

設定し、若干舞台の奥側に。

さて、曲の全部を通す時間はないけど、曲のサワリをそれぞれ合わせてみると…

「江」のテーマ、「忘れられた夢」はともかく、バッハが加速してとんでもない速さに!



こ、これじゃぁ弾けないよぉぉお!



アンサンブルだと、本当に緊張が伝播すれば崩壊することもあるんだろうな…

と、ちょっとうすら恐ろしくなったり…。

さて、曲のあとは、全員合唱の「もみじ」の伴奏。

本番での指揮者がリハに来なかったので、先生が指揮をする「レア」な状況に。

ピアノ伴奏が入り、指揮者も入るし、何よりとーってもカンタンなので、気楽に弾ける。

きっと私の今の「人前で弾くレベル」は、このあたりなんだろうなーとか考えながら

リラックスして弾けました~(苦笑)

ピアノの正確な音程が、今の私にはガイドになって助かる。押せば正しい音程って、

ホント恵まれてるわ…。


ステージ上でのリハはほんの10分ほどで、そのあとはリハーサル室でもう一度

アンサンブルのおさらい。


バッハの速度をもう一度確認して、心を落ち着けた状態で「もう一度通し」。

この作業があると、本当にパニックがおさまるような気がする。

練習の後にもみじの指揮者が来て、伴奏のリハをもう一度。


あとは本番を待つのみ!



お昼を済ませ、Jrのコンマス「こうちゃん」と久しぶりに話したり、

楽器を見せ合ったり、教則本の話をしたり、オケの話をしたりでちょっと盛り上がる。

お互い練習の合間に挨拶くらいはしていたけど、ゆっくり話せなかったので楽しかった♪

見せてくれた鈴木の9巻のコンチェルトは、カデンツァが超絶に難しそうだったな…(汗)


本番30分くらい前から、皆さん真剣な表情で個人練習に打ち込み始め…、

私も最後の足掻きをしてみたり。


時間になり、楽屋に入って先に演奏しているJrのアンサンブルを聞く。

うーん、やっぱり「青少年の為の管弦楽入門」、いいなぁ~。

「コクリコ坂」も良かったし、「マルマルモリモリ」も、子どもらしさが出ていて元気いっぱい。

何より、子どもがちっちゃいヴァイオリンを無心に弾いてる姿がカワイイ!


で、大人のアンサンブル「ラ・コルダ」の出番です。

先生の見やすい位置に椅子をセッティングしたけど、

一曲目のタイミングをうまくつかめず…。

「江~姫たちの戦国」の冒頭、数小節落ちてしまった…(涙)

で、パニック…。うわー、どうしよう?どっから入れるかな!?みたいな感じに。

あまりにも混乱しすぎたため、

しまいには、


えーっと。


と、若干のんびりした気分にもなってしまい…。


数小節後に、やっと復帰。

でもそのあとは、なんだかもう吹っ切れてしまい。

あー、弾けるじゃん…。大丈夫大丈夫…

と自分でマインドコントロール??

いやぁ、このまま何にもできずに終わってしまうんじゃないかと焦った…

なんとか「江」を終え、忘れずに弱音器をセット。

アンダーソンの「忘れられた夢」。

フラジオと3rdポジションが難しい曲だったけど、なんとか弾ききれました~

もっと音外しちゃうかと思ったけど、意外と大丈夫だった…

弱音器を外すのも忘れなかったし。

最後は一番難しかったけど、一番大好きだったバッハの「小フーガ」。

元々はオルガンの曲だけど、弦楽器の雰囲気もまた良くて…

四声の曲なので、冒頭のテーマは1stのみ。緊張したけど、なんとか弾けました!

そして、なんとなく、曲がものすごいスピードで進んでいっているような気が

…は、早くないですか…

先生が、「ここまできたらあとは集中力です」と本番前に言っていたのがわかるわ~!

というくらい、平均台の上を自転車で走り抜けるかのような心境!!!

何度かトチった部分もありましたが、それはご愛嬌…。何とか最後まで崩壊せずに

弾ききれました~。

たぶん、他のパートとも極端にズレたりすることもなく、

なんとかハーモニーは合わせられたんではないだろうか。

あー、逃げ出したいくらいの緊張感だった…!


で、終わって客席に向かって頭を下げてみると、かなりの数のお客さん…!

いやあ、びっくりしたあ。

芸術祭始まったばかりの時間帯は、お客さんの数もまばらだったのに…


あとは、会場全員で歌おう「もみじ」のコーナーで、舞台にとどまり、合唱の伴奏。

ピアノがすぐ後ろで伴奏してくれたおかげか、かなりのびのび弾けました(笑)

やっぱり、私の今の人前レベルは「もみじ」なんだわ。(笑)



演奏のあとは、控室で集合写真を撮り…、

こんな時に胃が痛くなってきたり…(小心者)。

本番の後は、みなさんあっさり「では、また来年ね~!」と解散。

次々と着替えを済ませて帰っていくみなさんの背中に、

「来年こそは見違えるように上手くなってきますから!」とリベンジ?を誓うワタクシ…



しかし、ヴァイオリン始めて半年、

とてもいい経験をさせてもらいました…

今の演奏レベルよりも難しい曲に挑戦して、人前で弾く、なんて、

こんな機会でもなければ経験できませんし。

そして、本番が終わって思うこと…


同じパートが何人もいるヴァイオリンって楽器は、

「弾くんだ!弾きたいんだ!」と思って音を出さないと、

「木を隠すなら森」みたいに、ごまかせてしまうこと…

不安になって音が小さくなり、自分が思ったように弾けなくなってしまうことも…

きっとこれは、本番を何回もこなせば慣れてくるのかもしれず、

私が初舞台だったから、というのがあるのかもしれないけど、

みんなの音の中で「弾くのか、弾かないのか」を決めるのは自分、みたいなところがある。

そして、今回は最終プルトだったけど、意外と周りの人の音が聞こえない…。

聞こえるのは隣の人の音くらいかな…

だから、隣の人といいハーモニーを作れるように弾きながら、

自分以外のパートの音が違うメロディーを弾いてるのを意識のすみっこで聞く感じ。

そして、プルトでひとつの譜面台…、

ふたりでひとつの譜面台を見る、っていうことが初めてだったけど…

アウトなら視線は自然と譜面台に流れる感じだけど、インの場合って見にくいなあ!

ヘタすると、ほとんど暗譜しといて、

確認のためにチラッと見る、くらいのレベルにしとかないと全然ダメだ。

今回は「暗譜するぞ!」と思って暗譜したわけじゃないから、何にも見ないでって

わけにはいかなかったけど、

楽譜をガッツリ見ながら演奏できるわけじゃないっていうこともひとつ教訓になりました。

そして、同じプルトになった人が見やすいような譜面にしておかないと…、

書き込み方を気をつけたり、自分は「わかってるからいーや」と思っていても書いたり、

しておかないとダメだなぁ…。

こういうアンサンブルで楽譜をいただいたら、一部は自分の練習用にコピーをとらないと。



…ともあれ、たいへん勉強になり、

そして疲れもドッと襲ってきたわたしの初舞台…。

本当におつかれさま、わたし。




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